茶ゴケについて調べてみた

水中ポンプ上部の茶ゴケ

キーワードは茶ゴケ

インターネットで茶ゴケを調べてみると、アクアリウム関係の店や個人のブログ等で記載が多く、見た目の汚いこの苔についての悩みは多いことがわかりました。

茶ゴケ、茶コケ、茶苔は、珪藻類の一種で水草や水槽のガラス面に付着し、大量に発生した場合は水が濁ったように見えるくらい見た目の悪いので嫌われてますね。

自然のものなので条件がそろえば発生するし、見た目についても人間側の都合なので彼らのせいではありません。

私も茶ゴケ対策といっては邪魔物扱いしたことについて反省しきりです。

茶ゴケ発生の時期について

やはり水質安定していない初期の段階で発生し、ろ過バクテリアの十分な繁殖によりやがて減少していくものという記述が多いですが、一部に水質安定後の発生について書かれているものもあります。

ただわが家の水槽はすでに1年が経過し、水質についても昨年の秋に立ちあがって以来アンモニアと亜硝酸はゼロ、硝酸塩が順調に蓄積されるようになっているのでバクテリアについても十分に繁殖しており、初期段階における発生ではないと考えています。

アンモニアと亜硝酸がゼロでも硝酸塩が蓄積されるということは、残留エサや生体の排泄物が残ったままの状態、つまりバクテリアのいない状態ということはなく、生物ろ過については問題ないはずです。

では何が問題で茶ゴケが発生するのでしょうか。

富栄養化の影響

1つのブログの中に、水槽立ち上げ初期段階のエサのやり過ぎなどによる富栄養化によりその余分な養分を食料として藻類とくに茶ゴケが発生するという記述があり、見過ごしていた原因に気が付きました。

エサのやり過ぎです。

前回もエサのやり過ぎについて触れましたが、その時は硝酸塩の濃度が高くなる原因として捉えていましたので、そもそもエサのやり過ぎが排泄物などによる富栄養化を招き、それを茶ゴケが養分にしているということには気づきませんでした。

エサは少量に抑える対策は実施ずみなので、しばらく様子を見ることにします。

ろ過能力にも原因

ろ過能力があり過ぎということがバクテリアバランスを悪化させている可能性があるので、逆に能力を低下させるためにエイトコアミニを2つにする処置をしましたが、これも富栄養化を促進させた可能性があるので見直しが必要ですね。

ただ何となく水中ポンプを使ったろ過ではなくエイトコアを使いたいなという気持ちが強いので、エイトコアSを採用してみようかと考えています。

何か水槽内をいじり過ぎているかもしれませんね。

自然の力を引き出すにはあまり人間がちょくちょく手を入れないほうが良いかもしれませんので、しばらく様子見する対策を考えていきます。

飼育

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