茶ゴケを洗浄してみる
人口プラントとろ過器を洗浄
すでに量が多くなっているため、飼育水の自然の浄化作用だけでは間に合わなくなっていると思われるので、水槽内に設置していて茶ゴケが着いているものを取り出して、きれいな水で洗浄して戻すことにしました。
対象は人口プラント、ろ過器、それに水中ポンプです。
ライトが上方から照らすのでいずれも主に上に向いているところに茶ゴケが着いており、まるで茶色の細かい粉状のものが堆積しているように見えます。
ろ過器の場合は上方の泡が出ていくプラスチックの外側に茶ゴケの堆積が見られるだけでなく、内部のろ材も茶色く染まりだしていて、特に早めに処置をしないとろ材ごと交換が必要になりそうです。
水が茶色に染まる
洗浄は指でこするように水中で洗いますが、みるみる茶色に染まっていきます。
ろ過器も分解してろ材とその下の石の部分、プラスチックと洗っていきます。
ろ材はもむように洗うと、茶色が薄まっていきます。
余談ですが、水作エイトコアのろ材は今回のようにもんで洗浄しても、型くずれしにくいようで、耐久性が高く長期使用が可能です。
LEDランプの使用中止
LEDランプを設置したことは以前の投稿で書きましたが、昼間の8時間だけタイマーを使って点灯させています。
これを継続して植物性プランクトンが定着しないかと考えていましたが、結果は茶ゴケをますます増加させることになっているようなので、これ以上の繁殖を停止させるために一時的に使用を中止することにしました。
なんだか悔しいですね。
硝酸塩濃度はあいかわらず高い
試験紙で計測してみると、あいも変わらず硝酸塩濃度は50mg/ℓとなっていて、この濃度のままではバランスの良い飼育水とはいえず、金魚に対しても悪影響が出かねないので水換えの量も3ℓと多めに、しかも頻繁に実施せざるを得ません。
エサの量に気を配らなかったことで茶ゴケ増殖の環境を作ってしまったらしく、これをもとに戻すための処置が必要になると思い始めました。
水換えは必須ですが加えてエサの量を少なくし、硝酸塩の濃度を抑えることでプランクトン類の定着が期待できないものでしょうか。
人間側のもくろみ通りには生物が発生したり消えたりするはずもなく、環境を整えてやることしかできませんが、長期にわたるメンテによって飼育水の目に見えないバランスが定着するように努力していこうと気持ちを切り替えました。