茶ゴケの増殖スピードが落ちた
水槽内を整理してから1週間経ちましたが、茶ゴケの増殖スピードがかなり遅くなりました。
茶ゴケは少しだけ増殖
ガラス面と前回の水槽内整理で1つだけ残した人口プラントの葉の表面に、少しだけ増殖しましたが、以前に比べれば増殖の速度は低下し、ろ過器内が茶色に染まる程度も低下していて、少し落ち着いた感じになってホッとしています。
水槽内の物品が多いことと、アンモニア発生と何か関連があるのでしょうか。
物品の表面にいつの間にか有機物が堆積してきて、それを食料にする有機栄養細菌も比例するように増加し、それが原因でアンモニアが増加するのか……今のところ推測にすぎません。
バイコムの試薬で正確計測
エサの量を少なくしアンモニアの発生を抑えたので硝酸塩も減少していると思われるので、以前も使ったバイコムのスターターテストキットで正確に計測して検証してみることにしました。
この試薬はコストパフォーマンスは良くないものの、使い方が簡単で色目の判断がつきやすく、初心者はもとより慣れた方でも正確に計測したい方にオススメです。
アンモニアと亜硝酸、硝酸塩の3種類の計測が出来ます。
それぞれの試薬が小さな筒状の密封されたプラスチック容器に入っていて、容器の片方の頭に小さなプラスチックのヒモが付いており、それを引っ張るとヒモが外れてその跡に穴が空くので、その穴からスポイトのように飼育水を容器の半分ほど吸い上げて試薬と振りまぜて数分待ちます。
濃度によって飼育水の色が変わり、その色と濃淡でそれぞれの成分の濃度が測れます。
1つ目がアンモニアで2つ目が亜硝酸、3つ目が硝酸塩ですす。
今回の測定では、アンモニアはゼロ、亜硝酸もゼロ、硝酸塩は濃度が2〜5mg/ℓとなり、予想通り良い数値が出ました。
硝酸塩が少なめなのが、エサの抑制の効果と思われますが、同時に水槽内の整理の効果も含まれているかもしれません。
試薬は他にもありますが
テトラの試薬液シリーズもありますが、飼育水を計量する必要がある上に、試薬も7滴添加するなど手間がかかります。
その点、バイコムのスターターキットは手間もかからず、液体の色での測定なのでわかりやすいので、ときどき正確に成分が知りたいときに限定して使用するにはいい商品と言えます。
コストパフォーマンスは良くありませんが……