金魚カレンダーを使っています

弥富金魚のカレンダー

我が家では金魚カレンダーが水槽の部屋に飾ってあります。金魚を飼っている方なら使っているのでは?

弥富金魚は有名

我が家にある金魚カレンダーは弥富金魚漁業共同組合のカレンダーです。

漁業協同組合は妻の職場と関係があり、ツテをたどって私のところまで来ました。いつも金魚の世話をせっせとやっている姿を見ていて、職場で思い出してくれたのでしょう。ありがたいですね。

金魚と言えども漁業の範疇に入るのだとは知りませんでしたが、考えてみればそういうものかと納得もする。漁というのは「魚を獲る」という意味です。獲った後どうするかまでは関係ないわけで、観賞魚も入るということですね。

我が家からはそう遠くない所に弥富市はあります。子供の頃から弥富という名前は聞いたことがあって、金魚は比較的身近な存在だった気がします。

江戸時代から続く

弥富で金魚の養殖が始まったのは江戸時代で、今も多くの種類を養殖する生産量、額ともに日本一とのこと。

20世紀終わりころがピークで、その後は他産地の影響もあって減少しているそうです。ただ今でも金魚全種類26種類がそろう産地で、また流通拠点としての役割も担っています。

採卵、孵化に成功したのが明治時代で、この頃から本格的な養殖が始まりました。

江戸時代から150年の歴史のある弥富金魚。近所にあると、なんだか誇らしく思えて来ます。

大分類で26種類

9月は地金・六鱗が紹介されていますが、その他にナンキン、土佐錦、大阪ランチュウの写真も載っています。これらの金魚は関連があるということでしょうか。

カレンダーの地金

白を基調として、エラや尾が鮮やかな赤になっているという特徴が似ているから並列に紹介されているようです。

各月でこのように5種類紹介されているので、12ヶ月で60種類ということになりますね。大分類で26種類あっても、細かく分類するとずっと種類は多くなるようです。

いろんな視点で調べていくと、奥が深い世界が広がっているようですね。

※アイキャッチ画像および文中の写真は日本観賞魚振興事業協同組合が発行した2017年金魚カレンダーを管理人が撮影したものを使用しています。

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