地金は弥富の名品だった
金魚カレンダーの9月の写真は地金・六鱗。調べてみると、この金魚は愛知県の天然記念物ということが分かりました。
一般の店では売ってない
日本独特の品種で天然記念物ということもあり、普通の店で売られることはなさそうです。天然記念物の金魚がいるなんて考えたことありませんでした。
口とヒレの6ヶ所が赤くその他の部分が白い体色が特徴で、それが六鱗という名前の由来です。
稚魚の時にツメやヘラで鱗を剥がすとこういう体色になります。なので、カレンダーに地金以外の金魚でも六鱗の体色があったのは、この調色の技法を使って作られたんですね。品種改良の結果、生まれ持って六鱗というわけではありませんでした。
そのほかの特徴として、X字に開いた名付けてクジャク尾という尾ひれを持っています。まるで名古屋城のシャチホコのような形と言われています。突然変異でこの形の尾ひれを持つ金魚が現れたのが江戸時代。それを選別して種として固定化したそうです。
飼うのは難しい
天然記念物なので手に入りにくいことに加え、飼育が難しいらしい。
地金は分類としては和金の仲間です。和金は系統としてはフナに近く丈夫なため飼育しやすいことが特徴ですが、この地金だけは例外とのことです。
一般の店で売られていないのは、この弱い体質が原因なのでしょう。
実物を見てきます
金魚日本一大会が弥富市の海南こどもの国で開催されるので、家族で行くことになりました。場所は自宅からそれほど遠くありませんので、高速道路を使えばあっという間に到着です。このあたりは近場でも高速道路が使える便利な場所です。
愛知県の品評会なので、きっと地金も見られるのではと期待しています。本物を一度は見て見たい。
品評会に行くのも初めてなので、どういう雰囲気なのか、どんな方が来るのか、楽しみです。
金魚グッズも売ってるかな
6歳の娘には「公園に行こう」と言って誘っているので、品評会に行ってくれないかもしれません。その時は奥さんにお願いして……
もしかしたら、子供向けイベントもあるかもしれません。そうなら子供と見に行きやすいかな。
せっかくなので地金を始めてとして、珍しい金魚も出品されているはずなので、ぜひ見てみたいです。
金魚グッズも売っていれば、良いものをみつくろって買ってきます。
このブログには体験レポートを載せる予定です。
※アイキャッチ画像および文中の写真は日本観賞魚振興事業協同組合が発行した2017年金魚カレンダーを管理人が撮影したものを使用しています。